ひとことで言うと、野佐怜奈にゾッコンである

2016年10月26日水曜日

music

t f B! P L
「首ったけ」でもいいです。
「魂を奪われた」ってのも合ってます。
ともかく、偶然出会った 野佐怜奈さん@reinanosa の音楽にどっぷりハマっています。


Twitterで偶然、”【評論】Negicco「アイドルばかり聴かないで」と小西康陽と80年代アイドル歌謡”と題した、岡安モフモフ社長@shields-pikes のblogについてツイートされてる方を見かけまして、それをfmfmと読んでいたら最後に出てきた
高浪敬太郎が、昨年プロデュースしたのが、野佐怜奈。ここには、「高浪敬太郎が野宮真貴と一緒にやりたかった、もうひとつのピチカート・ファイヴ」がある。
という一文が気になり、はてどんな音楽なんだろう……と紹介されていた「ランブルスコに恋して」の動画を観てみたら、ガツーン!と持っていかれました。その流れで最近発売された2枚のアルバムの公式動画を観て、またまたガツツーン!と。

まぁ、一度聴いてみてくださいよ。

野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ1stアルバム『Lady or Girl?』(試聴版)
野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ2ndアルバム『Once in a blue moon』(試聴版)



※以下、僕は音楽には詳しくなくニワカであることをご了承の上でお読み下さい



ジャンル的にはレトロポップというか、渋谷系というか、ネオ歌謡曲というか、80'sアイドルというか(根底にあるのはロックな気がします)。僕の拙い音楽視聴歴からは、ピチカート・ファイヴとか小島麻由美さんとか森高千里さんとか思い出してみましたが、果たして彼女は元ピチカートの方を巻き込んで作ったり演じたりされてるとのことで、やっぱり!といった感じだったり、ぴったり!という感じもしたり。

現在はソロおよび「野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ」で活動する彼女ですが、過去には
 ・音楽グループ「その名はスペィド」の2代目ボーカル・Ruby
  その名はスペィド、お色気スパイ歌謡満載の1stアルバム
 ・ソロ活動「響レイ奈
 ・ブルースバンド「ノーサレーナ」のボーカル
などで活動されていたそうです。
って、全部このインタビュー記事に書いてあったんですけどね。
どれ一つ知らなかったです。世界は広い。

取り急ぎ、「野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ」名義の2枚のアルバムと、ライブCD+DVDを購入しエンドレスリピートしていますが、どの曲もいい。上手い。好き。大好き。かつ、アルバムとライブでの雰囲気の違いも楽しいです。アルバムはしっかりと作り込んだ「作品」であるのに対し、ライブの生感(ライブですから当たり前ですが)は彼女の魅力を更に伝えてくれる気がします。たとえば「ロマンティック今夜」という曲は、アルバムでのうねるような音も好きですし、ライブでの豊かな情感も大好きです。ああ生で観たい。バンドもすごく良い音ですし。

そのバンド、ブルーヴァレンタインズですが、野佐怜奈さんの公式サイトによると
そしてこの2ndアルバムが“ブルーヴァレンタインズ”のオリジナルメンバーである横山由佳里(ベース)、菊池ともか(ギター)の両名が参加する最後の作品となる
って書いてあるじゃないですか! ガーン!! もうライブでは聴けない!!
野佐怜奈さんと、なかじまはじめさん(およびイーガルさん)は健在と思われますので、せめてそっちだけでも……と……思います……ぜひ関西にお越しを……

好きな曲。どれも好きです(即答)。
上にも書きましたが、本当に色んなジャンルの音を表現出来る方なんだと思います。ポップロック、ファンク、ボサノヴァ、昭和歌謡、渋谷系、バラード、ブルース、ジャズ……全く飽きさせてくれません。エンドレスリピートしてしまうのはこのへんが理由かもしれないです。CDだけじゃなく、Youtubeのチャンネルにも色んなテイストの曲をアップされてて聴き逃せないですね。

とは言え、あえて挙げるとすると、ライブの最後で演奏されてた「今日はさよなら」、あれライブで聴いたら泣いちゃいますねきっと。しんみりしちゃう。アップテンポなナンバーやレトロな曲調ばかりでなく、こんなしっとりとした、みんなのうた的な歌までも素敵な野佐怜奈さんです。
「チャイナブルー」「悪い女」あたりも好きですねえ、ああ今すぐ聴きたい。

そうそう、彼女についてピチカートの再来とか、ポスト野宮真貴さんと評する方を見かけましたが、僕は全くそうは思いません。これは単に僕が昔の野宮真貴さんを知らないからかもしれませんが、野佐怜奈さんはなんていうか、勢い、瑞々しさ、良い意味での粗さがあると思うんですね。まだまだ拡がる可能性を感じる。「ランブルスコに恋して」だけを聴いていると、確かにそう評するのも無理はないかもしれませんが、彼女はそれに留まらないと思うし、既に思いっきりはみ出てると思うんです。

今の野佐怜奈さんは、とても素敵ですが、10年後、20年後に、どんな音楽やってるかも気になりますし、きっと素敵だと思います。末永くご活躍されることを願って……

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