西明石のクライミングジム・キオラブロズ

2011年10月30日日曜日

bouldering

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今日は晴れていれば山に行く予定だったものが、雨のため急遽クライミング(ボルダリング)に変更。西明石にあるキオラブロズに初めて行ってみた。先日のガレーラの感想と同様に、感じたことなどを綴る。

■アクセス
国道2号線から住宅街に入って少しのところにある。電車だとJR西明石駅から徒歩10分くらいとのこと。近くにコンビニもあり便利。駐車場は店舗前に約10台駐車出来るが、あまり広くはない印象。遠征時は乗り合わせて行くが吉か。

■店舗
ガレーラと同じく倉庫を改装した店舗。そのためかなり広く、東面と南面だけが壁になっており、西面には更衣室やショップがあり、それらと北面の出入口に囲まれるように中央部がレストや見学のスペースになっている。おかげでマット(これも広い)の上は登る人だけ・その他の人はマット外、と完全に分かれることが出来るので安全。

更衣室はコンパネで作られた男女別のもの。女性の方は分からないが、男性の方は1人~2人でいっぱいになる広さ。ロッカーはオープンな棚にカゴがあり、荷物はそこに置くだけ。貴重品の管理は考える必要あり。トイレはレジ横の洗面所の奥に男女兼用の和式のものが1つ。洗面所にはタオルやハンドソープが無いので、持参する必要がある。レジの奥にはショップスペースがあるが入り口から覗いただけで詳しくは分からない。レストスペースはイスやテーブルが沢山あって、碁盤やトランプなども置かれていて長時間滞在しても退屈しなさそうではあった。

■客層
曜日や時間帯によっても違うと思うが、今日は常連(中学3年生~僕より年上の方々)から一見さん(20代の集団)と幅広く。女性で打ち込んでいる方が目立つように思ったのは、女性クライマーの米倉亜貴さんによる定例セッションなどが行われている影響もあるのだろうか。

■壁
表面はコンパネのままで塗装などされていないため、やや滑る印象だった。角度は東面(WEBサイトのこのページの左上の画像がそう)の手前(要するに北面)に少しある90度壁から、徐々に角度がついていって、東南~南の一番きつい壁を経由して、120度程度の南の壁へと続く。高さは結構あって、よくいくハイマートベルクの一番高い壁より更に高いと感じた。

課題は
オレンジ:8/9級
赤:6/7級
黄:4/5級
青:3級
緑:2級
白:1級
灰:初段
黒:2段
とあって、オレンジは初心者講習用のものとして8つにアルファベットがマークされていた。この他にトラバース課題(何手あるか不明)のマークと、過去の大会で用いられたコンペ課題を示すマークがあった。各課題にはスタートとゴールに別途白いテープに黒マジックで「S」「G」とついているため、ある意味分かりやすいが、壁に沢山のテープが付くことになり、慣れないと見辛いような気もした。このあたり各ジムとも色々頭を使っているところだろう。

難易度は、僕はハイマートベルクでは現在4級(緑)の課題の難しいものを残すのみというところだが、ここでは同じ4級と思われる黄色は垂直に近い壁のものがどうにか出来そうなものの(既に疲れていたため1度しか挑まなかった)、被った壁では厳しそうに感じた。というか、その前の赤(6/7級)でもかなり厳しく、何度か挑んでもダメだったものばかりだった。課題にもよるのだが、壁の高さ&広さを生かした長めの課題が多く疲れやすいということと、ホールドが持ちにくいものが多いため、ハイマートベルクと同じ級でも難しい印象。経験のあるジムでいうと、姫路のグレイシャーポイントに近い設定かもしれない。

■成果
前回のガレーラ初参戦の際の失敗を踏まえて、低難度の課題でしっかりアップをした後、易しめの課題からじっくり取り組もう……と考えてその通りにしたのだが、その易しめと思われた課題=赤が思ったより難しく、連敗続き。2回やってクリア出来るのはまだマシなほうで、結局解決出来ないままの課題ばかり残ってしまった。赤でこれだと、黄色はどれほどのものか・・・そしてその先は2段まである・・・道は険しく長く遠く、そして高い。

■総括
加古川~姫路にあるジムたちより大きく、大きな駅から徒歩で来れる距離で、神戸からもすぐ来れる・・・そういう意味での差はあるのだろうな、と思った。ただ設備やスタッフなどの面ではハイマートベルクのほうがサービスの提供という意味では質が高いと思うので、いいとこ取りが出来ればなぁ……なんて思ったりもしたが、ワガママだろうか。

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