B-PUMP TOKYO 秋葉原 へ

2011年11月2日水曜日

bouldering

t f B! P L
仕事で東京に出張する機会があり、今年出来たばかりで巨大と噂のB-PUMP TOKYO 秋葉原(通称? PUMP秋葉原とか秋パンとか)に行ってみた。都会にある大手ジムは初めてだ。

■アクセス
各線・秋葉原駅と御茶ノ水駅の間くらい。いずれも徒歩5~10分くらいか。駐車場は見当たらなかった。店舗の近くにはコンビニもある。

■店舗
背の高い建物の割には2フロアしかなく、1Fはショップとロッカー等と壁が少し。2Fは全て壁になっている。

ショップは靴・チョーク&チョークバッグ・DVDや書籍・ウェア類・ハーネスやガチャ類・トレーニング用品・マット等などがあったが、靴は期待していたほどの種類はなかった。メトリウスのグリップセイバープラスはSOFT・MEDIUM・HARDの全てが揃っていたが、スタッフ曰く「SOFTは柔らかすぎてあまり負荷にならない。MEDIUMとHARDはあまり差がないと感じるので好みで選べばいいと思う」とのこと。個人的にも握るより手を開く動作で負荷をかけるためのものと思っているが、あまり開き過ぎても効果が無く、半開きぐらいが良いらしい……無理して買わなくても輪ゴムなどで似たものは出来るので、今回は見送った。

受付で会員登録を済ませて利用ルールや注意点をまとめた3分ほどのDVDを観た後、更衣室へ。更衣室は男女別で、(女性用は未確認だが)月払いで有料制の鍵付ロッカー(小さめ)と、オープンな棚と、衣装ハンガーが室内に設えられていた。この日は人が多かったせいか、棚は全て埋まっており、カーペット敷きの床や棚の上にも所狭しと荷物が置かれていた。この他、レジ横に男女共用の貴重品入れ(鍵付・無料)があり、30~50人くらい利用出来るが、こちらも満杯。スタッフに聞くと持ち歩くか荷物に入れておくかしてくれとのことだったが、更衣室はクライミングゾーンから遠く、外から見えないようになっているため、荷物と一緒に置いておくのは少々不安があった。(そもそもの荷物も同様。このあたり田舎ならまだしも都会なので……)

トイレは男女別で各フロアにあり、洗面所は1Fに足洗い場と並んでいた。アイシング用のバケツや氷も無料で提供してくれるようだ。2Fにはチョークを無料で補充出来るケース?が置いてあったが、見た感じ空っぽに近かった。無料だから仕方ないか。

レンタルシューズとチョークは初回無料ということで利用させてもらった。シューズは5.10のもの。クライミングゾーンではこのシューズ・チョークと携帯電話と飲料を持ち歩いたが、飲食はフロアの隅にあるテーブル&ソファのみとのことだった。

■客層
平日の夜ということで子どもの姿は見えなかったが、とにかく人・人・人……だった。特に1Fでは初心者向けの講習会が開かれている時間だったため、「これだけの人が満足に登れるの?」と思ったくらい。ただレストしながら登ることを考えると、十分廻せるだけの広さはあるんだろうな、と思う。知人に聞くと平日でこれだけの数の人は休日前でもないと無い、とのこと。また、女性の割合も高く、皆オシャレな格好をしていたのは流石都会か。

足元をみるとほとんどが自前の靴を履いていたが、まだ初めて数回くらいで(続くかどうかも分からないのに)靴は必要ないんじゃ?という人も多く、こちらではまず靴を買おう、という人が多いのだろうかと思った。見た目や道具から入るのは決して悪いことではないので、是非続いてくれたらいいのになと思う。

■壁
1Fは初心者講習用を兼ねた80~90度の壁と、ガラス張りで店舗外からも見える傾斜が緩めの壁とスラブ(90度未満)。2Fは90度~180度くらいまで幅広い壁がぐるりと一周、プラス中心に柱状の壁があった。WEBサイトの写真からすると広大な壁があるように思っていたのだが、実際に観るとそこまででもない印象。しかしルーフに近い壁は写真以上に深いと感じたのは、ガレーラやキオラブロズと同様か。

課題は
-わかくさ:10・9級
-ピンク:8級
-オレンジ:7級
-白:6級
-赤:5級
-青:4級
-茶:3級
-緑:2級
-水:1級
-黄:初段
-紫:2段
-黒:3段以上
とあって、加えて長物課題が幾つかあるようだった。
よく行くハイマートベルクだと足限定課題は6級から出てくるのだが、ここは4級でも足自由の課題があったりとバリエーションに富んでいたように思う。課題の数は全部合わせると幾つになるのだろう……

ホールドはそれぞれの級なりのものが使用されており、最近行ったキオラブロズよりは、いつも行くハイマートベルクに近い感じがした。課題の難易度設定も同様だが、同じ色でも幅があるのは何処も変わらないようだ。

個人的に面白かったのはスラブ壁。90度未満の緩い壁を、小さなホールドを頼りにバランスで登って行くのは新鮮だった。普段行くジムにはここまで緩い壁が無いのだが、作ってくれたら楽しいと思う。

■成果
ウォーミングアップを兼ねて柱状壁や垂直気味の壁で易しいほうから幾つか登った。それらの壁は手数が少ない課題が多かったので(全ては触っていないが)、その後は傾斜の強い壁に移行したところ、同じ級でもグッと難易度が上がった感じがした。20時頃から登り始めて閉店までいるつもりだったが、用事が入って22時前に退出。広大な上に滅多なことでは行けない場所にあるため、全ての壁の全ての課題に触れる日は来るのだろうかと思った。

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