ランニングシューズの話

2023年11月27日月曜日

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 よく分からないままに買ったシューズ、色々考えたけど果たして正しかったのか分からないシューズなど、何足か持っているシューズについて書いてみた。しかしこういうギアについて書くのって楽しいな。オタク気質。


■ナイキ ズームライバルフライ

買ったのは初代モデル。以前存在していたズームスピードライバルというシューズの後継製品らしい。ソールは主流のシューズと比べると薄めだけど、前足部にエアが入っているやつだ。


2019年頃にランニングを始めようと思い立って最初に買ったシューズなんだけど、買った理由は「箱根駅伝で見かけるようになったナイキの厚底カーボンシューズがカッコイイけど、履きこなせないだろうから見た目や色が似ていて安い(初心者向けの)靴にしよう」というもの。確か6~7,000円ぐらいだったと思う。見た目はピンクでそれっぽい。


走った感じは、そもそも全然走ってなかったので何とも比べようもないのだけど、少し距離が伸びてくると疲れを感じやすかったように思う。まだ足が全然出来てなかったからかもしれないけど、ゆっくりペースでそれだったので、ソールの薄さは影響していたのだろう。今これを履いて走るなら、足を鍛えるトレーニングとして軽めのジョグとかやると良いのかもしれない。


週末に5~7km程度走るのを寒い~涼しい時期だけ2年ほど実施していただけなので、ソールはまだ問題なし。今後もちょこっと走っておこうという日に使いたいと思う(勿体ないので……)。


※これ書いた後にズームライバルフライで少し走ってきたのだけど、ソールの薄さから来る底づき感やクッション性の無さ、反発の弱さをすごく感じた。足が地面に近いというか。土や柔らかい路面ならまだしも、アスファルトを走るのは疲れるなあ……鍛えられるとはいえ……


■アディダス SL20

モデルチェンジしてアディゼロになったSLではなく、その前のモデル。「20.3」なんてモデルも出ていたやつだ。ソールはライトストライクという廉価グレード用のソールでクッション性はそこそこ、厚みもそこそこ。ちなみに新しいアディゼロSLは前足部にライトストライクプロという上位グレード用の素材も組み合わされていてクッション性が高くなったらしい。


このSL20もかなり安く(5~6,000円)で買ったのだけど、ズームライバルフライよりソールが厚くて疲れにくいけど安いものがないかな……と探した結果だ。実際に走ってみると、ズームライバルフライよりも疲れにくく長い距離も走れるようになった(20kmを超えたのもこの靴だ)。今思えばもっとクッション性の高いシューズ(例えばアシックス ノヴァブラスト3とか)を選ぶ手もあったと思うけど、価格を優先したので仕方なし。今でもSL(アディゼロのほう)は9,000円程度と安めなので、オールラウンドなジョグシューズが欲しい人にはオススメできると思う。


そうそう、足の甲のあたり(特に親指の付け根あたり)に少し当たる感じがあったり、シュータンが短めで靴下が短いと素肌にタンが当たって痛みを感じることがあったりしたので、そのあたりがアディゼロSLで改良されてるかは気になるところ。


■アディゼロ ボストン 11

実は前述のSL20を検討していた時に、同じ棚で輝いていた(結構値下がりもしていた)のだけど、まだ自分には早いと思って見送っていたのだけど、しばらくして結局買ってしまったやつ。


実はカーボンを体験してみたくて買ったのだけど、アディダスはカーボンプレートではなくカーボンロッド+一部カーボンプレートという構造を採用していて、かつカーボンロッドは上位モデル(アディオス プロ等)だけ採用されていて、ボストン等はグラスファイバーロッドということは、後から知った話だ。まぁこれはこれで性能を発揮してくれるだろう、何より安いし……と割り切った。


SL20と比べても更にソールが厚くなっていたので自分の足で無事に走れるかと少し心配したけど、紐の締め方を見直したり、何度か走って慣れてくると問題がなくなった(少し時間は要したように思う)。それからはSL20を上回るスピードを楽に出せるようになって、ハーフマラソン距離の最速タイムも出たので、自分の中では一番速く走れる靴という位置づけ。昨日は少しビルドアップ走をしてみて、5分30秒から始めて(6分程度のつもりで入ったのだけど自然にスピードが出ていた)、最終的に4分30秒まで上げることが出来た。瞬間的には4分前半も出ていたので、まだ伸びしろありそう。


重さ的にレースには向いてない(上位モデルのトレーニング用)と書かれた記事を見たことがあるけど、自分にはこれぐらいが丁度良いのでは、と思ったりもしている。


■アシックス エヴォライドスピード

神戸マラソンを見据えて、SL20で出るか、ボストン11で出るか、どうするかと検討していた頃に見つけた、アシックスの新作シューズ。前作のエヴォライドのことは知らないけど、新しくなってスピードとクッション性のバランスが取れた良い靴になった(しかも最初から安い!!)と聞いて、すぐに店頭に確認しに行った。


履いてみた感じ、SL20よりもクッション性は高そうだし、ソールの形状的に前に転がる感じもあるし、カーボン等は入ってないけどそれだけに疲労も少なそうだから、これは自分のタイム的にフルマラソンを走るのにちょうど良いかも、と思って購入した。


走ってみた感じは思った通りの良い感じで、この夏~秋にかけて沢山走ることが出来たのはこの靴のおかげかもしれない。30km走もこの靴で実施したけど、他の靴でも出来たかもしれないので、今後要確認だ。また、足当たりの良さはアディダス以上で、特に甲の部分やシュータンについては優しい感じがして好きだ。日本人向けの足型を採用しているだろうから、その影響もあるのかもしれない。


そこまでは良いとして、本番までに500km以上走ってしまって、なんとなくヘタりを感じてきたしソールも減ってきていたので、使い方を間違った気もするのは反省点。本番をSL20で走る手もあっただろうけど。


■アシックス ゲルキュムラス25

エヴォライドスピードで30km走を何度かこなしていると、足首前側~スネ部分に痛みを感じるようになってしばらくお休みする必要があったり、遅めのジョグだと走り方が下手なのかクッション性が低いのか足の疲れを感じやすかった(30km以上は無理だった)ので、そもそもゆっくり走る用の靴が必要なんじゃないかと考えた。神戸マラソンも結局は平均7分23秒程度で走った計算なので、靴が違えば足の疲労や痛みがもっと少なくて7分ちょうどぐらい=サブ5で走れたのかもしれない。


ランニングを始める時に最初に買うと良い靴として、よくクッション性や安定性が高い靴がオススメされている。アシックスならゲルカヤノやGT-2000といった足首が倒れやすい=プロネーション対策向けの安定性を重視したラインや、ゲルニンバスやゲルキュムラスといったクッション性を重視したラインだ。僕はプロネーションは無いように思うのでゲルニンバスが良さそうに思ったが、少し高めということと、ソフト過ぎ&反発強すぎと感じる人もいるという記事を見たので、ゲルキュムラスにした。


まだ手元にないので走ってみた感じについては、改めて書きたいと思う。この靴で距離走の経験を積んで、将来のレースに備えたいところ。まだ予定ないけど。


■今後

ゲルキュムラスでのんびりのままなのか、ボストン11で速めで走れるようになるのか、はたまた別のシューズ(マジックスピード3とか、メタスピードとか?)を履くようになるのか……トレランもやりたいんだけどな……

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