フリーズケイブボルダリングジム 丹波店 に行ってみた

 ちょっとドライブついでに、以前から存在は知ってはいたフリーズケイブ 丹波店に行ってみた。舞鶴にもお店があって、そちらはかなり大きいとの噂だけど、丹波店もなかなかどうして立派なお店だった。

■店舗

建物は2つ。レジや受付、ショップがある方の建物には、マブシ壁が大1面、小1面。2Fは小さなレストスペースになっている。もう1つの建物はセット壁で、大1面・スラブ・バルジ・他といった感じ。2FにはMOONボードと、トレーニング壁がある他、あちこちにトレーニング用の器具やフィンガーボードなどがあるガチな感じ。

更衣室は各建物に1人用があって、お手洗いは外の別の建物に男女共用のものが1つあった。飲み物の自販機もあり。駐車場は10～15台ぐらいは停められるだろうか。

建物内のレストスペースは、マブシ壁側は非常に狭くてあまり人数は入らない感じ。セット壁側は十分なスペースがあった。

■壁

まず気をつけたい点として、マブシ壁は液体チョークorノーチョーク限定で利用出来るそう。セット壁は普通のチョークでOKだが、チョークボール等で飛散を防止してほしいとのこと。環境対策＆感染予防ということで、必ず守りたいところ。

マブシ壁は少ししか見ていないのだけど、初めて登る人～初心者向けの10～7級程度と、あとは級ごとに初段か2段程度までの課題があった。マットは厚手でしっかりめ。

セット壁は5級～2段となっていて、訪問時は国際ルートセッターである岡野さんや松島さんの課題が設置されていた。4月頃にセットに来られたようで、そのまま維持してるようだ。こちらもマットは厚手で問題なし。

■客層

たまたまかもしれないが、自分以外の客は全員マブシ壁側にいて、セット壁側の建物は終始自分1人だった。セットされてから半年経過しているので、常連さんは皆触り倒した後なんだろうか。地域で唯一のジムなので、おそらく皆さんお互いよく知り合ってるんだろうと思う。

■料金

初回登録料は無く、ビジターか月会員のどちらか、という感じだった。妥当な設定だったと思う。

■登った感じ

マブシ壁は触ってないので分からないが、見た感じとしてはオーソドックスな感じ。

セット壁は、5級は難しさを感じないが、4級から癖のある課題が登場する。3級になると「これ大会でよく見かけるやつでは……」みたいなホールドがバンバン出てきて、難しさも相応になっていた。2級以上は触りもしていないが、あーーーー……みたいな感じだった。

国際ルートセッターがセットした課題というのは、言わば一定の水準で作られた課題とも言えるわけで、それが何処まで登れたか＝自分の標準的なモノサシによる強さ上手さの評価と言っても過言ではないかもしれない。どのジムにも存在すれば、全国統一の基準になりそうなものだけど、まぁそれは難しい話。

■まとめ

幅広いユーザー層をカバー出来るだけの壁・課題・設備があって、地域唯一の店というポジションを十分担っていると思う（えらそう）。今度は舞鶴店のほうにも行ってみたいな。