昨日の記事では書き切れなかった、新たに加わったチャンピオンたちの印象を書き出してみます。新たに、と言いつつ、セット1や2で出てきた彼らも含まれるわけですが。
(追記あり)
・追加チャンピオンのゲーム内ステータス&スキル画像を追加しました
・ビクターの強いところを追記しました
Tier 2
Tier 3
Tier 4
Tier 5
Tier 1
■ノクターン(バトルキャスト・インフィルトレーター)
セット2からの復帰です。元々この枠はカジックスだったのですが、ヴォイド全て削除されたので入れ替わりで入ってきました。
実はPBEリリース直後は、スキルの効果時間は2秒間の固定で、効果時間が終了するか自身が倒されるまでダメージを与えるというものだったのですが、一昨日あたりから以下のように変更されています。要は自身が倒されてもスキルは続くということと、スタン時間も重ねると延びるということで、buffになりますね。
■イラオイ(バトルキャスト・ブローラー)
初登場となります。
前述のノクターンと合わせて、Tier1からバトルキャストのシナジーを発動させることが出来ます。また、2人目のブローラー持ちのTier1ということで、マルファイトと合わせて最序盤からブローラーを発動させることも出来て、序盤の柱となりそうです。
スキルは当たった敵のAR(物理防御)とMR(魔法防御)を一定時間下げる効果があり、上手く後衛まで巻き込めると美味しいです。
Tier 2
■ゼド(流れ者・インフィルトレーター)
カイ=サと入れ替わりで加わりました。セット1・2に続いての登場となります。流れ者を持っているのは、ソナ(Tier2・流れ者・ミスティック)の補完という意味合いでしょうか。
セット2はTier5でゲームを決めるチャンピオンの1人だったわけですが、セット3はTier2でありスキルの効果も控えめ。ただ、攻撃力を奪う能力を持っているため、うまく敵のキャリーを攻撃出来るとチームに貢献できそうです。
あと名前が妙なことになってます。さすがニンジャ。
■コグ=マウ(バトルキャスト・ブラスター)
バトルキャストが早くも3体目です。かつ、ルシアンに続くTier2のブラスター持ちということで、ブラスター絡みの構成が柔軟になりました。以下はその一例ですが、早ければLv4でこれだけシナジーが出せます。
更にLv6になると、もうこんなになっちゃいます。ブローラー4・ブラスター2のほうが強いかも知れませんが……
スキルは、射程無限&AS(攻撃速度)増加は良いのですが、与えるダメージが微妙な気がします。マナ系のアイテムを持たせれば回転がよくなりますが、ブラスター構成なら赤バフとか優先したいですよね。
なので、ブラスター構成で涙が沢山出てしまった時や、後からカシオペアを入れるなら彼女に持たせたいブルーバフを預けておくとか、そんなときに出番がありそうです。
■ノーチラス(アストロ・ヴァンガード)
1人目のアストロで、モルデカイザーに続く2人目のTier2 ヴァンガードです。
アストロのシナジーを出せるのはTier4まで含めた3人のため、アストロとしての出番はまだありませんが、単純にヴァンガード持ちの前衛として優秀な性能を持っています。
特にスキルが、対象をノックアップ&スタン+周囲もノックアップと、Tier2とは思えない効果。スタン時間は星1から3秒間と、ただ出すだけでも脅威です。とは言え前衛の役割は攻撃より防御(盾)ですので、少々スタンしてても困らないわけですが。その点では後衛を引っ張れるブリッツクランクのほうが、Tier2のCC(状態異常)持ちとしては上かもしれません。
Tier 3
■ヴェイン(サイバネティック・スナイパー)3/6シナジーなのに6体しかいなかったサイバネティックに、7体目が加わりました。これだけでも大きな話なのに、Tier3ということで、早ければLv6で(エコー抜きで)サイバネ6が完成してしまいます。これ大きいと思うんですよね。
かつサイバネ初のスナイパーということで、序盤からケイトリンを使っていれば早々にスナイパー2を出したり、イレリアが来るまでアッシュやジンと組ませたりも出来ます。ビルドの幅が広がりますね。
スキルはAD系でマナを必要としないタイプですが、転がってる間はインビジブル状態で敵の攻撃からターゲットが切れるため、インフィルトレーターに狙われても逃げやすいです。今後サイバネのキャリーはイレリアやエコーではなくヴェインになるのかも……?
(でもマナが無いため、ジン同様にイレリアには真っ先に狙われますね)
■バード(アストロ・ミスティック)
2体目のアストロで、(多分)削除されたソナの代わりにミスティックを持っています。
バードのスキルはダメージを与えたり味方を支援するようなものではなく、発動ごとにベンチにミィプという妖精が現れ、売却することで経験値を得ることが出来ます。また、AA(通常攻撃)毎に得られるマナに追加があるため、スキルのマナコストは0/90と大きいものの、結構早くスキルが回ります。また、アストロ(マナコストが30下がる)が発動すると0/60になるため、更に早くなります。なんならブルーバフやグインソー・レイジブレードを持たせれば……えらいことになりますね。
3スタックしたミィプ。場には出せない……
実際、バードがいると経験値の貯まりが早く、普段より早くレベルアップすることが出来ます。そのため、ノーチラス・バード・ティーモorナーのどちらかでアストロを発動させて経験値を貯めて、十分稼いだら(レベル9になってバードが用済みになったら!)バードを売ってもう1体のアストロを入れる、なんていう作戦も取れます。
あと、小さなことですが、ミィプで得られる経験値は奇数になることがあるため(1回のミィプ取得で得られる経験値は1。ただしベンチでスタックします)、あと1でレベルアップ出来るのに~という事態がしばしば訪れます。ご注意を。
■カシオペア(バトルキャスト・ミスティック)
4体目のバトルキャストで、この時点でバトルキャスト4が発動出来ます。もう1つのシナジーはミスティックということで、これで(あとはソラカとルルで)ミスティック持ちは5人になりました。ルル無しでミスティック4が出せますので、AP系の構成に対抗しやすくなりました。
スキルは結構特殊で、DoT(時間経過でダメージを与える)タイプな上、シールドがついていれば効果を半減させます。更に2回目のスキルからはまだ当たっていない敵を優先するというもの。特筆すべきは0/25というマナコスト。特にアイテムを持たせていなくても速いペースで打てますし、ブルーバフを1つでも持たせれば連発できてしまいます。恩寵の聖杯は削除されてしまったのでバッテリー役にはなれませんが、なんか悪さ出来そうですよね。
ただし射程が短めなため、試合最後までキャリーさせるにはRFC(ラピッドファイヤキャノン)が必須だと思います。また、単体ダメージ&DoTのため、キャリーする力は弱めかもしれませんね。
Tier 4
■リヴェン(クロノ・ブレードマスター)クロノ+ブレマス=シェン!?
いえいえ、削除されたケイルの代わりに加わった、Tier4ブレマス持ちです。TFTには初登場ですかね。
リヴェンのスキルはシールドを得つつAP系ダメージを与えるもので、遠いところからAP系ダメージを出していたケイルとは違う役割になりそうです。ただ、マナコストがカシオペアと同様に0/25ということで、ブルーバフを持たせると延々とシールドを張りつつ切り込んでいく、なかなか怖い存在となりそうです。AP系アイテムを持たせるとダメージだけでなくシールド量も増えますので、ブルーバフ・ラバドンデスキャップ・ガーディアンエンジェルみたいなアイテムが合うかもしれません。
ちなみにPBEでのリヴェンの評価は「強い」と「弱い」の両極端な声をよく聞きます。やっぱりキャリーはレンジ(遠隔攻撃)で、前衛に隠れてダメージを出し続けるほうが有利だからでしょうか。CCを受けやすいってのもありますね。
■ビクター(バトルキャスト・ソーサラー)
5体目のバトルキャストで、ラックス(Tier3・ダークスター・ソーサラー)やヴェルコズ(Tier4・ヴォイド・ソーサラー)に代わるソーサラーです。TFT初登場。
ビクターはスキルが非常に優秀で、ほぼ必ず敵キャリーを狙える上、最大HPに対する割合ダメージが出て、更に追撃ダメージもあるという驚異的なもの。しかし(全部強いこと書いてあるのですが、その中でも特に)割合ダメージが強すぎてPBEがビクター1色になったため、早々に調整されました。
(調整前)25/40/100%、250/400/1000ダメージ
(調整後)15/20/80%、400/600/2000ダメージ
それでもまだまだ強いことに変わりはなく、星1でもトップダメージを出すこともしばしば。「スターガーディアンのお守り」を持たせて回転を上げるのも強そうで、ヴェルコズに代わるAP系キャリーとして活躍してくれそうです。
(追記)
ちょうど今さわっていて気がついたのですが、最後列にチャンピオンを並べる配置にした場合、ビクターのスキルが全チャンピオンに入ることが多く、えらい被害になります。ビクターが相手にいる場合、配置はよく考えたほうが良さそうです(移動してしまうので完全な対策は難しいでしょうけども)。
また、調整後のダメージですが……
例えばビクターが星2の場合、ヘルス:1,170で、割合ダメージ:20%、追加ダメージ:600です。同じビクター(星2)が食らった場合のダメージは、1,170×20%=234+600=834。仮にソーサラー4が出ている場合は45%上昇なので、1,209。アイテム無しでも大体のレンジチャンピオンは確殺ってことになりますね。
■ナー(アストロ・ブローラー)
3体目のアストロで、チョ=ガス(Tier4・ヴォイド・ブローラー)に代わるTier4 ブローラーです。TFTとしてはセット1からの復帰になりますね。
スキルはセット1と同じで、マナが貯まるまではレンジAAで、マナが貯まるとメガナーに変身して敵前衛をノックアップ&スタンし、以後はメレー(近接攻撃)になります。メガナーになるとヘルスが大きく増えますので、チョ=ガスよりもタンクとしての性能は上でしょう。アストロとしては、まぁ数合わせですね(スキルは1度しか発動しないため)。
■ティーモ(アストロ・スナイパー)
もう1体のTier4 アストロで、なんとスナイパー持ち。今回ヴェインも追加されたので、スナイパー4というシナジーが出せるようになりました。敵から1マス離れるごとに30%ダメージが増えますので、スナイパー4は狙っていく価値があるかもしれません。
スキルはティーモらしくキノコ(宇宙なので代わりに爆弾)を埋めるもので、ダメージはAP系。スナイパーなのにAP系ですので、AD系アイテムをジン、AP系アイテムをティーモ、と割り振ることも出来そうです。マナコストは0/80と大きめですが、アストロが出ていれば50になるため、ブルーバフの1つも持たせてやればかなり回りそうです。
このティーモもPBEでは評価が別れているようですが、スナイパーよりアストロを優先的に出してあげると強いんじゃないかな、という印象です。
Tier 5
■アーゴット(バトルキャスト・プロテクター)6体目のバトルキャストで、これでやっとバトルキャスト6が出せます(アイテム除く)。もう1つのシナジーは何故かプロテクターです。ほんと何故……?
あとTFT初登場。
アーゴットのスキルはTier5にふさわしいもので、LoLのアーゴットのR(ウルト)を模したものになっています。ただし方向指定ではなく(射程範囲内で)もっとも遠くの敵に必ず当たる上、ヘルスが一定数値以下でなくても(満タンでも)死ぬまで確定ダメージを与え続けて必ずキルしてくれるという、チート級の性能。なんとガーディアンエンジェルを持っていても、復活することなくキルされます。おかしいだろ。ついでに少しマナが返ってくるため、次のスキル発動が早まります。
単純にスキルを打ってるだけで強いわけですが(敵のレンジキャリーを狙うならRFCほしいところ)、バトルキャストとしての性能を活かすなら、ASは速いほうではないため、防御系アイテムを積んで前衛に置く形になるでしょうか。もしかしてそのためのプロテクターなのかも?
■ジャンナ(スターガーディアン・パラゴン)
セット2に続く登場ですが、Tierを1つ上げて専用シナジーを持ってラスボス感を出してきました。
彼女専用のシナジー「パラゴン」ですが、もう1つのシナジーであるスターガーディアンに対して「スタガ全員のAAが確定ダメージになる」という強烈な影響を与えるもの。スタガめちゃ強になりますね。更にスタガじゃない味方のAAもAPになるというおまけ付。
スタガのダメージソースは基本的にAP(というかスキル)のためミスティックを出されると厳しくなっていたわけですが(セット3でミスティック出す人は少なかったですが……特に4は)、ジャンナがいれば大丈夫。ヴォイド・ソーサラー構成が出来なくなってお嘆きの確定ダメージファンも安心です。
更にジャンナはスキルも強く、LoLのジャンナのスキルのような竜巻が、それも最大まで溜めたような大きな竜巻が、1つじゃなく5つも出るというもの。当たった敵はノックアップ&スタンし、触れた味方はASが上昇します。ASが上昇ということは、スタガの確定ダメージAAが多く打てるわけですね。当然スキルの回転も高まります。これは強い。
ジャンナはスタガ構成のみならず、どんな構成にでもとりあえず入れておくとプラスになる優秀なチャンピオンだと思います。これまでならルルやソラカを入れていた枠が、今後はジャンナも候補になりそうです。
新チャンピオンたちの感想は以上です。
今後更に調整されることで、強すぎたり弱すぎたりが改まると思いますので、正式リリースが楽しみですね。
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