あなたはどのくらい「けもフレ」にハマっているフレンズ?

2017年2月20日月曜日

Animation

t f B! P L
話題沸騰中のアニメ「けものフレンズ」。勢いだけで触れておきます。

この作品、いっけんシンプルながらも色んな要素が詰まった作品に思います。観る人によって色んな見え方・度合いがあるようです。段階的に表わしてみます(下に行くほどディープ)。

 レベル1:「わーい」「たーのしー」といった語感だけ楽しむ
 レベル2:ポジティブな思考やお互いを尊重する性格を楽しむ
 レベル3:動物の生態をなぞらえた設定や表現を楽しむ
 レベル4:ディストピア的SF作品として楽しむ

僕は既に4まで到達してますかね……

Twitterなんかだと概ね、レベル1の人は作品自体を観てない人がほとんどに思えます。少し注目しているとレベル2の様子が見えてきて、ここで初めてアニメ観てみるかー、となる感じで。僕はそうでした。んでアニメを観てると挿入されている動物解説や、またネットで言及されているマニアックな動物的表現が気になってきてレベル3になる、と。トキの超音波とか分かりやすい例ですね。

このへんまでだと名前の通り「けものフレンズ」という感じです。アニメの下敷きになったゲーム版も、そのへんまでの設定だったように聞きます。しかしアニメ版はオリジナルキャラ「かばん」の登場と(もしかしてラッキービーストも?)、ジャパリパークの様々な描写、フレンズに関しての端々で触れられている設定から、これはある種のディストピア的なSF作品なのでは?と思えてきて仕方ありません。こうなるともう、「けもフレは何も考えずにボーっと観て楽しいアニメ」とはとてもじゃないけど言えません。設定がストーリーが続きが気になって気になって。

そういう視点で改めて第1話から見返すと、あちこちで色々と深読みさせる要素が登場してたんですね。細かく憶えてはいませんが、

■ハッキリしてる設定や謎(だいたい作品中で言及されてたことです)
 ・(本来)ジャパリパークには「動物」と「フレンズ」がいる(いた)
 ・動物は何らかの力(サンドスター)によってフレンズ化した
 ・フレンズは動物だった時の習性を今も残しているが違和感を憶える
 ・「セルリアン」という悪意ある生物がいる
 ・「セルリアン」はフレンズを食べる
 ・ボス(ラッキービースト)は、かばんにだけ喋りかける
 ・早く「かばん」を確保しないと大変なことになる
 ・「かばん」の種族を知るフレンズがいる
 ・「かばん(の種族)」は絶滅したと思われていた
 ・いっけん退廃したパークだがイベントが今も行われている

■ハッキリしてない設定や謎(思いつきで書き出します)
 ・フレンズたちは何を食べて生きているのか
 ・それが「ジャパリまん」としたら、誰が供給しているのか
 ・ちほー毎に気候環境が劇的に異なっていて共存出来ているのは何故か
 ・「かばん」のカバンの中身は何か(ボスが入っていた時はあったが)
 ・「ボス」や「セルリアン」は何者か。フレンズなのか
 ・「ヒト」という動物は存在していたのか/絶滅したのか
 ・「かばん」は男性なのか、女性なのか
 ・そもそも「ジャパリパーク」とは何なのか

とかとか。
ほら、そういう作品と思ってなかった方、気になってきたでしょう!

けものフレンズ、たのしーよー!!

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