BABYMETALは熱かった!

2015年1月22日木曜日

music

t f B! P L
なんというか、やっぱりBABYMETALには、ハマることになってしまいました。
少し振り返ってみます。

そもそも、僕が彼女らの存在を知ったのは、デビューして間もない2011~2012年頃だったかと思います。ちょうどその頃は、アイドル鑑賞(という控え目な趣味)の対象としてはAKBからももクロにシフトしつつある時期だったのかな。友人※から私立恵比寿中学やさくら学院の話と共に、BABYMETALの名前を聞いたのだと思う。というか、そもそもアイドルを鑑賞するようになったのは、その友人の影響かもしれないけれど。

※友人
若い頃はXやhideらに傾倒していて、最近はアイドルを発掘し鑑賞している。素敵なファッションセンスを持つ。

教えてもらってすぐにネットでBABYMETALの動画を観たりしたのだけど、当時はあまりピンと来なかった。20年ぐらい前からHM自体は聴いてたし、Xなどもずっと好きなのだけど、それらとは当然別物だし、歌詞がポップすぎるというか時に幼稚と言うかで、同じアイドルでも「年頃の女の子的である」AKBやももクロとは随分違うなあ、という印象でした。

それがここに来て印象が変わったのは、このところ改めてXなりを聴いてて、特にバンドの演奏にも注目するようになってきたので、BABYMETALのバンドが素晴らしい音を創ってかつ出している(特にライブ!)ことに今更だけど気がついたのと、彼女たちの歌う歌詞や踊りについて、これはとても良く出来ているなぁと思ったからです。もはやアイドルじゃない、これは1つの完成したアーティストだと。

自分的にもっとも熱いのは以下の動画です。これ、撮影から編集から全て、ファンが作成したんだって!
BABYMETAL Rocks New York City - Bellrock Cafe Fan-Edit
https://www.youtube.com/watch?v=w1-fd_i1I8o

たとえば、Perfumeは好きだけど、BABYMETALはちょっと、という人がいるかもしれない。しかし「確立した音楽ジャンルの音に、新しい歌詞や動きを載せて、キャラクターとセットで売る」という手法・商品であることでは、同じ事務所であることを差し引いても同じだし、Perfumeだって今でこその人気だけど、当初はナニコレと思われた部分もあるんじゃないだろうか。

そういった印象を、徹底した「商品(パッケージ)としての作り込み」と、効果的なプロモーションや展開戦略で払拭し、有無を言わせない説得力を身につけてきた。そういう感じがあります。新しすぎると思った部分についても、単に受け取る自分の感性が古いだけだ、と気づきました。「自分が若い頃に聴いていれば、どう感じただろうな」じゃなくて、「いま自分が若かったら、どう感じただろうな」、ということです。この時代に、現れるべくして現れた存在なのだと思います。

とは言え、引き合いに出したPerfumeのように、幅広い層に支持されるかと言うと、そうではないんだろうなと思います。アイドル的な魅力を求める向きには人数=バリエーションの狭さ故に劣る部分はあるでしょうし、音楽ジャンルとしてもHMはどこまで行ってもトップのジャンルではないでしょう。特に日本ではHMはマイナーでしょうしね……(なのでライブも、国内より海外のライブに行ってみたいです)

また、彼女たちの若さに引っ張られている部分もあるでしょうから、いつまで続けられるかという問題もありえそうです。少女的な魅力は勿論ですが、余計なお世話でしょうけれど体調なども心配です。若いとはいえ激しいダンスやHM特有の動きは相当消耗することでしょう。どうか彼女たちが健やかでありますように……



なお、BABYMETALについて理解するには、以下のblogがとても分かりやすいと思います。

今更ながらBABYMETALの快進撃に関する覚え書き - たにみやんアーカイブ
http://magamo.opal.ne.jp/blog/?p=2675

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