2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会が終わった今、漠然と考えてみている。
■前提
・身長や体格では欧州(というか黄色人種以外?)には勝てない
→マトモに競り合ったり、高さを活かすことは出来ない
・瞬発力や筋力ではアフリカや南米(というか以下略)には勝てない
→ヨーイドンの駆けっこでは勝てない
・動いている時のボールの扱いが上手くはない
→フリーキックは上手い
・欧州のサッカーリーグには少なくない数の選手が在籍して活躍している
→では上記の短所をどう補っているのか?という新たな疑問が
・ディシプリンは高い
→頭では戦術を理解出来て、真面目に繰り返すことが出来る(はず……)
・長距離走は得意
→アフリカ勢にはなかなか勝てないが、マラソンなどは得意の模様
■一つの参考例
サッカーW杯優勝のドイツ代表が8年間改善してきた「数字」とは?
データフットボールを支える最新テクノロジー
http://diamond.jp/articles/-/56037
ワールドカップ通算4回優勝(今回含む)の伝統国であるドイツをして、就任した新たな監督が掲げた目標を、8年間に及ぶデータの蓄積と分析、それを踏まえた(おそらく代表のみならず国内クラブや育成世代を巻き込んだ)強化を行っている。
■仮定
・IT活用は日本は得意なのでは?
→自前で出来なくてもSAPに投げればデータは集められる
・育成世代は強いと聞くが?
→ジュニアユースや五輪では長らく好成績を維持している
→
であれば、ドイツ同様に「自分たちを分析し、どういうサッカーが向いていて、どう戦えば勝てるか」
が導き出せるのでは?
でも出来ないのは何故か??
■出来ない理由を想像してみる
・国とJFAの関係
→国はスポーツ振興を掲げて色んな取り組みや予算をつけたが、JFAとは足並みが揃っているのか?
・JFAとクラブの関係
→JFAは上記のような面からの指導的立場であるのか?
・クラブと選手の関係
→クラブが選手を育てているのか、選手がクラブに「所属してやってる」のか?
・選手とスポンサーの関係
→選手が金を引っ張ってくる、金のために選手は活動している……ことは無いか?
→海外リーグ、特にビッグクラブに所属する選手たちは、このへんが特に…こう……
・クラブとスポンサーの関係
→妙な口出しをしていないか?
・JFAとスポンサーの関係
→スポンサーのために無理な日程を組んだり、意味のない人事をしたりしていないか?
■こうなれば、出来るのかも・・・
1.国内リーグはJFA指導の元、育成からトップリーグまで、統一した方向性のサッカーを行う
2.代表チームについて、GK、DF、一部MFは国内リーグ所属選手から選ぶ
3.FWや一部MFは、1を実践出来ないならば海外リーグ所属選手であっても選ばない
4.1~3についてよく理解した監督を代表監督に据える。名前や実績では選ばない
■どんなサッカーをすれば勝てるのか?
・とにかく走る。懸命に上下動。みんな長友レベルにする
・身長は望めないので、ひたすら低く速いボールで勝負する
→とはいえCBは身長重視。有望FWを積極的にコンバートする
・動きながらのテクニックも望めないので、シンプルなプレーに徹する
・戦術理解を徹底させ、120分続けられるようにする。コスタリカを見習う。
・本当の本物しか海外リーグには出さない。金を積んででも国内に残す。
・監督は黒子。目的をシビアに追求して成果を出せる人にする。
で、どうでしょう。
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