2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会 日本vsコロンビア

もはや敗退濃厚な状況で迎えた第3戦。勝ってももう片方の試合結果次第ということで、サッカーよく観てる人ほど「もうアカンやろ」って感じだったと思います。まさかギリシャが勝つとは思いませんでしたが、結局FIFAランク順だったということで、なんていうか実力ってのは客観的に分かるもんなんだなあ、なんて。



試合内容は、前の2試合と打って変わって、よく動きよく廻す、いわゆる日本がやりたいサッカー。かつ、シュートが多くて、反面守備がおろそかという、 これまた分かりやすい内容でした。引いて守ってカウンターより観てて楽しいかもしれないですけど、結果こそ正義なワールドカップの舞台で、果たしてそれで良かったのか?とは思います。

とはいえ、先の2試合に比べると「観れた」試合になったのは事実です。これは一体何故なのでしょうか。影響がありそうなのは、湿度の違い(先の2試合は曇り~雨で80%以上、この試合は試合中に降ることはなくて30%くらい)、時差ボケの解消などでしょうか。そもそものコンディション調整に失敗したまま大会に臨んだという声や、キャンプ地がいずれの競技会場からも遠いとかいう声もあります。いずれも対策可能だったのでは、と思えます。天候は運もありますが、それにもある程度は備えることが出来たでしょう。事実コスタリカはそれをやって(事前調整が見た目には失敗したと思われるくらいに)結果を出しています。

前のエントリーでも書きましたが、「(何かの都合も含めて) 自分たちがやりたいサッカー」をやるのか、「(結果だけを追求して)勝つサッカー」をやるのか、これには大きな違いがあります。日本はまだまだ挑戦者の立場なのに、前者を選んでしまって、こういう結果になっている。これはやる側も見る側も含めて、選択の結果なんでしょう。

自分たちがやりたいサッカーをやって、内容も求める。これはサッカーネーション(南米、一部の欧州の国々)とか、国策として取り組んでいる国(一部の欧州の国々とか)でもないと、望めないことだと思います。文化的にも浅く、フィジカル的にも劣り、民族的にも適しているとは言えない日本が、世界で勝つためには、何が必要か。そこにフォーカスしてやっていかない限り、ワールドカップでの成果は求められないと思います。

若年層におけるサッカーの競技人口は、 既に野球のそれを上回っています。プロリーグも発足から20年が経過し、カテゴリも増え、欧州のトップレベルのリーグには及ばないものの、待遇も悪い方ではありませんし、観客も(他に山ほど娯楽があるにも関わらず)かなり入ってはいます。奥寺選手の頃と違って、海外リーグで活躍している選手も多くなりました。ガラガラの国立競技場でやってた時代とは雲泥の差です。いや、想像もつかなかったところまで来ているでしょう。それでも、まだここなんです。この程度なんです。

恵まれた国に生まれた我々が求めすぎるのは、良くないことかもしれません。それでも、サッカーが”やって楽しい・観て楽しい”スポーツであるためには、継続的な努力を続けないといけないでしょう。また4年後に、ではなく……

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