アドベンチャーレーストライアルキャンプ播磨(1) 2日間の様子

Twitterで交流のあるアドベンチャーレースに参戦されている方や、よく行くボルダリングジムの店長から教えてもらった、アドベンチャーレース未経験者向けの講習やミニレースに参加出来る「アドベンチャーレーストライアルキャンプ播磨」に参加してきた。ミニレースの種目(カヌー・MTB・トレラン)の経験は問われず、必要な用具も借りられるし、チーム参加だけじゃなく個人参加もOK(チームを組んでくれる)ということで、思い切って参加してみた。



内容は、1日目にアドベンチャーレースの座学講習と、各アクティビティの実技講習。2日目にミニレースというものだった。参加者は初日に15名程度+スタッフ、2日目はレースだけという人も加えると30名くらいだっただろうか。

1日目の講習は加古川市にある少年自然の家を中心に行われた。講習の内容は、アドベンチャーレースとはなんぞやというところから、実際の大会(ARJS)の資料を用いてのレースの流れの解説が館内で座学としてあって、その後はMTB(未経験者~初心者向けのクラスと、経験者向けのクラス)、地図読み(未経験者向け)、ロープアクティビティ(未経験者向け)などをこなすというものだった。

MTBは、僕自身、変速機付の自転車に乗るのは15年ぶりくらい、オフロードを乗り物で走るのも10年ぶりくらいで、MTBはその独特な形状も相まって結構苦労することになった。サドルが高いので乗り降りが大変とか、狭いサドルに跨っているとお尻(会陰あたり)が痛くなってくるとか(サイクルパンツは履いてなかった)、特に下りではどうしても腕に力が入ってしまうからか背筋が痛くなったりとか……狭くて不安定な道を走ることも多く、乗り方と併せて相当慣れないと速くは走れなさそうだ。あと脚力。疲れてくると、緩い登りでも漕ぐのがキツくなってきて、押してばっかりになったり。山を歩くのとは全然違う。

地図読みは「(僕は)大丈夫でしょう」ということで無し。ロープアクティビティは実際の岩場での懸垂下降を体験した。みるとボルトが打ってある、実際にクライミングにも使われているような10~15mほどの岩で、ややスラブ状の岩と、やや複雑な形状をした岩の2か所にロープが張ってあった。まずはスラブ状の岩で懸垂下降してみる。セルフビレイを取り、エイトカンを外してロープを通して再びセットし確認。OKならセルフビレイを取って下降開始。実際にやってみて分かったが、エイトカンによる制動力ってすごい。ただし後ろの手を引いている間だけ、ということだが。しっかり引けていれば、自重で落ちることは絶対ないだろう。むしろ後ろの手でロープを引く力のほうが必要なくらい。後で聞いたのだが、去年のX-Adventureの懸垂下降は100mあったそうで、長い長いロープだったため重くて引くのが大変だったらしい。こちらはそんなことは無く、下で補助してくれる人もいたため、なんなく終了。次に隣に移動して下降開始したところ、一部岩が濡れているところがあり、足が滑ってしまった。落ちることはなかったが、岩に左の肘に近いところを打って擦りむいてしまった。怪我するといえば左半身ばかりなのは、右利きだからだろうか……改めて気を引き締めて下降を再開し無事終了。

講習はこれで終わりで、夜は宿泊施設で懇親会(お鍋!)をしながら、アドベンチャーレースやMTBのことを先輩方に聞いたり。世間って狭いんだなぁ、などと思いつつ夜は更けた。

2日目は少し移動してミニレース。スタート&ゴール地点は姫路市の的形にある福泊キャンプ場(むかし海水浴場だったところ)で、ここの海でカヌー、その後周辺の町や山でMTB(8㎞程度らしい)、そしてトレラン(6㎞程度らしい)という構成。参加チームは男女混成で3名が基本のところ、女性Onlyのチームや、AR経験者を含んだチーム、全員未経験のチームなどあわせて全部で10チームあった。7名いた個人参加者は、同じ個人の人同士で組んだチームが2チームと、端数の1人がスタッフとペアになるというチームに割り振られたのだが、ARもMTBも未経験の僕が、その端数チームに当たってしまった。前日に一緒に講習で廻ったメンバーと組んだり出来れば「がんばろうね!」という感じだったかもしれないが、ARの先輩(アルパインクライミングや沢登りがメインで、BCスキーやMTBOもバリバリという達人)とマンツーマンでしごかれる展開に。いや普段独りで山に行ったりしてるんだから、ARや各アクティビティのなんたるかを叩きこんでいただけると考えれば願ってもないチャンス……!?

最初のカヌーはウエットスーツすら初めてで若干緊張したが、事前に講習を行ってもらえて問題なく乗れて漕げたので、レースにも安心して臨めた。用意されていた船は(分かる人いわく)リバーカヤックもシーカヤックもあるね、ということで、講習の際に乗った船は(どちらかは分からないが)直進性に優れた船だそうで、レースでは違った船に乗ると、確かに漕いでもさっきほど進まない(けれど小回りは利く)気がした。レースはリレー形式で、3人チームなら1人1回ずつ漕げばよかったのだが、2人チームだったために僕は1回目と3回目の2回を漕ぐことになってヘロヘロに。しかしカヌーの順位は3位か4位で順調な滑り出し。

次のMTB、前日のMTB講習でお尻(会陰部あたり)が痛くなってしまったので少し不安だったが、サドルに座る状況があまりなくて大丈夫だった。しかし相変わらずタイトな場所ではふらついてすぐ足を着いてしまうし、後半は他のチームが乗っているところでも押したりと、なかなかスムーズに進めなかった気がする。4つあるCP(チェックポイント)はどれもほぼ迷わず辿り着けて、地図読みに関しては普段山でやっていることが役立った感じ。この時点での順位は5位で、悪くないんじゃないの、と思っていた。この時点では。

最後のトレラン、関門時間には余裕もあったためのんびり始めましょう、ということで歩きながら腹ごしらえしつつ他のチームと違うルートから1つ目のCPへ。急斜面の上にCPがあるということで取り付く場所を探すが、良さそうな場所でクライミングをしているグループがいたため、それを避けて藪漕ぎにて登ることになった。ここで前日からの疲労や今日のレースでの疲れからか、両足の大腿部(前面の内側の筋肉)が攣ったようになってしまい、しばし休憩することに。この間に数グループに抜かれてしまって悔しかったが、仕方なし。マシになってレースを再開するも、断続的に動けなくなってしまい、同行する先輩には申し訳ないのだが時間がかかることになってしまった。走ったらとても気持ちよさそうな竹林やトレイルが随所にあって、足さえ問題なければ……と悔しいやら情けないやら。そうこうする間に順位も最下位まで転落、足の状態も一向に良くはならず、騙し騙し歩くことになってしまった。本当ならトレイル「ラン」なのに……。最後のCPあたりは傾斜も緩やかで足も痛みはあれども歩くことは出来て、無事ゴールすることが出来た。

これにてトライアルキャンプは終了。主催された方から順位や内容やチーム名?に対して表彰などがあり、なんだかんだで全員が何かしらいただけることになった(個人賞ということで僕もいただいてしまった)。その後は来週のレースへの参加者を募る方あり、また会いましょうという方あり、三々五々の解散となった。

感想や装備については改めて……

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