ツェルト導入

2010年9月7日火曜日

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どんなに低い山でも、遭難の危険性はゼロとは言えない。特に独りで行動していると、身動きが取れなくなって連絡もつかない状況に陥った場合のビバーク対策は不可欠と思われる。そのため、かねてから欲しかったツェルトを導入した。

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神戸の登山用具メーカー、ファイントラックのツェルトII(または ツェルト2)。単独行の身としてはツェルトIでも良かったのだが、長い目で考えてパーティ登山時にも使いやすく、場合によってはテント代わりにも出来る、大きなほうを選んだ。

張り方は、トレッキングポールを支柱代わりに、自在をつけた細引き(細い紐)で立たせて、四隅+長辺の中央部の6か所をペグで固定し、更にサイドを引っ張ってやると中が拡がって快適性が増すようだ。立てる場所や状況にもよるのだろうけど、大して難しいものではない。立ててから気づいたのだが、子ども~学生の頃に何度となく立てた家型テント(古典的なアレだ)とよく似ている。あれも慣れたら1人で立てていたが、こっちのほうが軽く小さい分もっと楽だ。そう考えると、今時の自立式テントよりも圧倒的に軽くて安価で使い回しも効くツェルトは、素晴らしいテントじゃないかと思えてきた。

立てている様子を眺めていた家人に「これで何かあっても大丈夫だ」と話すと、「何かあったら困るのだけど」と返された。しかし、その”何か”が発生した際に、ツェルトがあるか無いかで結果が大きく変わると思うと、やはり持っているべきだと思う。備えあれば憂いなし。

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