【サマソニ】SUMMER SONIC 2019 OSAKA 参戦録

2019年8月18日日曜日

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なんと!
夏の代表的な音楽フェス・SUMMER SONIC 2019 (通称:サマソニ)に参戦してきました。

 45歳にして初参戦した理由とは……実は単なる思いつきでした。
今年は働き方改革の関係で皆でお盆(14・15日)に一斉に休みを取ることになったのですが、前後に1日ずつしか就業日がなく(月曜日が山の日の振替休日だった)、だったらそこも夏期休暇を割り当てて休んじゃえば10連休になる。何しよう。そういやサマソニっていつだっけ……(検索)……お、8/16~18だ。誰々来るんだろ……え、ベビメタ!? ライブのチケット全然取れないって話だけどフェスなら入れるんじゃね? 他に誰くるの? え、あの人が!あの人も!! これもう行くしかないじゃん、1日くらい出かけてきても良かろ……チケット取れるんかな……あ、余裕だった……って流れです。
その後東京が売り切れ、大阪も売り切れたって話で、一緒に行けるかもーと言ってた友人がチケット危機に陥るも、JTBのほうに空きがあり滑り込みセーフだったのはご愛嬌。無事参戦と相成りました。

さてさてどんな感じだったのか……初参戦の記念として、自分の記録として、誰かの資料として、まとめてみようと思います。
流石に長いので目次を作ってみました。

観賞計画
物販について
食事について
暑さについて
鑑賞したアーティストたち
終わりに




■観賞計画
参加アーティストを見た時点(&見てから色々試し聴きした時点)では、以下が観られればいいな、と考えていました。
・RADWIMPS
・MAN WITH A MISSION
・RED HOT CHILI PEPPERS
・ヤバいTシャツ屋さん
・BRING ME THE HORIZON
・BABYMETAL
・indigo la End
・木村カエラ
・Survive Said The Prophet

その後タイムテーブルが公開されて、被ってるところは諦めるか、途中まで観て移動して観るかと考えていましたが、ステージ間の移動時間&暑さを考慮して掛け持ちは諦めました。RADWIMPSも観たかったんだけどね……

最終的にその辺りを踏まえて、以下のような予定を立ててみました。
果たしてこの通りに廻れるのでしょうか??
 11:00 Survive Said The Prophet(MASSIVE)
 11:30 昼食、物販など
 13:25 indigo la End(SONIC)
 14:40 木村カエラ(SONIC)
 15:20 休憩、物販など
 16:50 MAN WITH A MISSION(OCEAN)
 17:55 BRING ME THE HORIZON(MOUNTAIN)
 19:20 BABYMETAL(MOUNTAIN)

 そうして当日を待ち望んでいると、例のアレが来ました。そう、台風10号です。こいつのせいで、僕の参戦する大阪初日の開催自体が危ぶまれる事態に。当日が台風でキャンセルになるか、台風で設営が間に合わないか、参加アーティストが来られないか……いずれにしてもアウトです。どうか逸れますように、どうか影響が少なくて済みますように、と祈る日々でした。そして前日の遅い時間に公式アナウンスがあり、設営が遅れているが開催は決行するとのこと。ついにサマソニ参戦が現実のものとなった瞬間でした。

翌朝バスで移動して会場入りし、開演を待っていた頃。公式から、会場設営の遅れのため、OCEANの最初の2組(ナオト・インティライミ、Fear, and Loathing in Las Vegas)と、MOUNTAINの最初の2組(ヤバイTシャツ屋さん、THE INTERRUPTERS)がキャンセルとの案内がありました。なんてことだ……しかし幸いにも自分が観ようと思っていたアーティストではなかったため影響は無し。結局その後OCEANは更に2組(TASH SULTANA、10-FEET)がキャンセルになった上に45分の遅れ、MOUNTAINも2組(04 Limited Sazabys、ZEBRAHEAD)がキャンセル&30分の遅れという、なかなか苦しい初日となったのでした。とは言え、なんとか開催にこぎつけたスタッフや関係者の皆さんの努力には頭が下がる思いです。

おかげで予定通りに観られそうだなと考えながら過ごしつつTwitter等で情報を集めていると、OCEANとMOUNTAINの会場前がオープンを待ち焦がれる参加者で溢れかえってるらしいとのこと。更にオープン後も中はすごい人だ、これは入場規制がかかるかも……なんて情報も。サマソニでは人気アーティストを確実に観られるように(更に前の方に行くために)、1つ前や2つ前のアーティストから入場するテクニックがあるそうで、僕も1番の目当てであるBABYMETALを観るためには、早くから入ったほうがいいのでは?と検討。会場間の移動時間やタイムテーブルの不安定さなどを考慮して、MAN WITH A MISSIONは諦めて、MACHINE GUN KELLYからMOUNTAIN入りすることにしました。

MOUNTAINで一番最後のBABYMETALを観終わった頃、ちょうどRED HOT CHILI PEPPERSが始まる時間でした。移動して観ようかと考えましたが、レッチリを全部観てしまうと帰りのバスに間に合わない可能性が高いため(みんな一斉に帰るから混む影響もあります)様子をみて切り上げようかな、と考えた次第です。

ということで、最終的なスケジュールは
 9:40 会場到着
 10:40 MASSIVE入り
 11:00 Survive Said The Prophet(MASSIVE)
 11:30 昼食、物販など
 13:00 SONIC入り
 13:25 indigo la End(SONIC)
 14:40 木村カエラ(SONIC)
 15:20 休憩、物販など
 16:00 MOUNTAIN入り
 16:30 MACHINE GUN KELLY(MOUNTAIN)
 17:55 BRING ME THE HORIZON(MOUNTAIN)
 19:20 BABYMETAL(MOUNTAIN)
 20:20 MOUNTAIN退出
 20:40 OCEAN到着
 21:00 OCEAN離脱
って感じになりました。
MACHINE GUN KELLYだけ予定外でしたが、それ以外は完璧。初めてにしては上出来だと思いません?

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■物販について
事前にネット通販でオフィシャルグッズは買っていたので(インスタにアップしてるドラえもんコラボT)、後はアーティストグッズが何か買えればいいかな?程度に考えてました。おそらく会場に10時頃に到着するので、最初のサバプロまで時間があるから物販覗いたり出来るかなーと軽く思っていたのですが……会場に着いてみたら既に行列が……これ相当長いんですけど……

更に会場設営遅れの影響か、物販開始が11時ってことで、これもう間に合わないじゃん後にしよ~と行列を眺めながら移動し、サバプロを観た後に戻ってきたら更に行列伸びてるんですけど! なんでも開始が更に遅れてるとか? これ並んでる人は何しに来たか分かんなくない……熱中症とか大丈夫?と心配していました。結局12時半頃にオープンしたとかで、朝早くから並んでた人は本当にお疲れ様でした。僕も某イベントで朝6時頃から炎天下に並んだこととかあるので気持ちも辛さも分かります。

僕は昼食時はそんな感じで物販望み無しだったので並ぶことすらせずスルーして、カエラちゃんの後の休憩時間に再び戻ってきたのですが、その頃には列は相当短くなっていて、しかも頻繁に動いているようだったので、これならMOUNTAIN入りには十分間に合うな、ということで列に並ぶことにしました。思惑通りほとんど待つことなく物販エリアに入ることが出来て、BABYMETALのTシャツを手に入れることが出来ました。本当はリバーシブルハットが欲しかったんですけど、流石に残っていませんでした。そうそう、カエラちゃんのグッズも販売されてたのですが、アーティスト名がテントに貼られていなかったので、まさか無いの!?と焦ったりもしましたよ。

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■食事について
前情報では「高いけど美味い・美味いけど高い」みたいな話を聞いてたのですが、せっかくのお祭りなので会場で食べよう!と考えていました。熱中症対策のためにも栄養補給は大切ですしね。

ということで昼頃にフードエリアのあるOASISに来てみたら、混んではいるものの全ブースが大行列、ということもなく。少し並んだだけで美味しいご飯(大分の唐揚げ&鶏天の丼)を買うことが出来ました。食べる場所は確保してなかったものの、木陰に適度なスペースを見つけて、持参したシートを敷いてゆっくり食べられました。

飲み物は定価販売してる自販機(その代わり補充が頻繁なため冷えてない)と、定価より高い各ブース(その代わり冷えてる)で買うことが出来ましたが、持参した分に余裕があったのと、MOUNTAINの自販機は普通に冷えてたので、ブースでは買わなかったです。お酒を飲む人ならブースでビール等を買うのでしょうけどもね。

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■暑さについて
台風通過後は大体暑くなるのがお約束ですが、通過後もしばらく影響が残っていたのか、1日を通して大体風が吹いていたり曇ったりしていて、気温も35度を超えるようなこともなく、過ごしやすいほうだったのではないかと思います。また、廻り方として「屋外だけど屋根付きのMASSIVE」→「木陰で昼食」→「屋内エアコン付きのSONIC」→「夕方~夜のMOUNTAIN」と計画していたため、元から暑さの影響は少なかったとも言えます。初めてのフェス、初めてのサマソニということで、スタンディングエリアで飛び跳ねたい気持ちをグッと抑えた結果、1日元気に過ごせたのだと思います。

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■服装や所持品について
「サマソニ 持ち物」とか「サマソニ ファッション」で調べると、なんともオシャレな装いに身を包んだ若者が沢山出てきたり、財布とスマホしか持ってない人がいっぱいだったりして、熱中症対策とかどうなってるの……と疑問に思っていました。
実際のところは当然そんな装備では大丈夫ではないようで、多くの人はしっかり備えている様子でした。それでもリュックや大きいカバンだとスタンディングエリアの前の方には行けない(引っ掛けたりして危険・潰されるので色々危ない・飛べない等)のは間違いなさそうでしたが、前述の通り今回の作戦は「いのちだいじに」でしたので、最初から前に行く予定すら立てず、リュックに暑さ対策を詰め込んで行ったのでした。

ざっくり書き出すと……
 リュック:アドベンチャーレース用(オスプレー タロン22)
 ハット:アウトドア用速乾UVカット素材のハット(Outdoor Research製品)
 Tシャツ:サマソニ2019オフィシャルT(ドラえもんコラボ)
 パンツ:アウトドア用速乾素材の7分丈(マーモット製品)
 靴:トレラン用ローカット(モントレイル製品)
って感じです。

リュックは軽量だけど腰荷重で重たい荷物でも長時間疲れず背負える上、背面やショルダー&ウエストベルトがメッシュで蒸れにくいという優れものです。
Tシャツは綿100%のものだったので、吸汗速乾素材のもの(これもアウトドア用)にするか迷いましたが、せっかく買ったのだし、汗で濡れたら着替えればいいか、と着ていくことにしました。幸いあまり汗をかかない体質なのと、前述のように暑さを避けて行動したので、ほとんど汗に濡れることもなかったのですが。
その他はリュックと同様に大体アウトドア用を転用しましたが、夏フェスでの負荷を夏の長距離山行やレースと同等と考えると、正解だったように思います。わざわざ買わずに済んだのもよかったです。

リュックの中身はこんな感じでした。次回の資料として記録。

  • ポンチョ:にわか雨対策。季節的に確率が高いことと、濡れると後が辛いのを知っているので持参。1000円ぐらいの安物ですが、100円ショップ製品でも良かったかも。
  • シート:ピクニック用の小さなもの。雨上がりで木陰は濡れたままになってる場所が多かったので助かりました。
  • 水のペットボトル:500mlを2本で、冷えたものと凍らせたもの。冷えたほうを飲みつつ、冷たいものが欲しい時は凍らせたほうの溶けた部分を飲んでました。現地で自販機で2本買い足したので、トータル2リットル飲んだ計算。
  • ゼリー飲料:混んでたりバテてたりしてお昼が食べられない可能性も考慮して2本持参。1本だけオヤツにしました。
  • 塩タブレット:ビタミン等も入ったタイプ。飴は溶けるのでタブレットにしました。これもオヤツ代わりに。
  • マイクロファイバーのタオル:大きめのものを汗拭きや日除けとして持参。ペットボトル巻いてただけで終わりました。
  • 速乾素材のタオル:小さいものですが、良く吸い、すぐ乾くアウトドア用です。手を洗った後に使いました。汗はすぐ引いたのでほとんど拭くことなく。
  • 汗拭きシート:パウダー入りのサラサラタイプ。帰り際に顔や首筋、腕を拭くのに使いました。
  • 日焼け止め:アルペン製品の、少しクールになるタイプです。全然焼けませんでした。
  • 冷感タオル:水を含ませると冷えた感じのするタオルです。SONICを出てMOUNTAINの途中まで首に巻いてました。無くても平気だったかも。
  • 冷えピタ:熱冷ましーとだったかも? 使いませんでした。
  • 医薬品:頭痛薬、救急絆創膏、目薬。夕方少し頭痛があったので頭痛薬を服用。
  • ジップロック:小さいものを数枚。財布代わりにしたり、スマホ等濡れると困るものを入れたり。汗でも濡れるしね。
  • ボールペン:会場でもらった冊子にタイムテーブルの変更情報をメモったり。
  • モバイルバッテリー:使ってるiPhoneのバッテリーが弱くて常に持ってる。時々充電したけどまだまだ余ってました。
  • iPhone:ドコモ回線とau回線の2台を持参。どうもドコモは繋がりにくいことがあり、auが役立ちました。
  • 腕時計:これも山用のカシオ PROTREK。スマホを出さずに済むので便利。


持っていけばよかったなぁ、と思ったのはサングラスと日焼け止め成分入りのリップクリームですかね。どちらも日差しを避けて行動したので無くても大丈夫でしたが。

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■観賞したアーティストたち
1.Survive Said The Prophet
 事前に試し聴きして気に入ったので、何度も聴いてました。当日も知ってる曲が多く楽しめましたし、VocalのYoshのメッセージがすごくよかったです。単独ライブも行きたい。ちなみに開演時間前に入って屋根の下にいたのだけど、風もあったし余裕のスタンディングでした。

2.indigo la End
 「ゲスの極み乙女」の川谷絵音の別バンドで、ゲスのような個性的でアップテンポなナンバーとは違って、落ち着いた感じの曲が多いです。indigoで一番好きな夏夜のマジックを演奏してくれたのは嬉しかったー。「観たくない人もいるかもしれませんが、よかったら楽しんでいってください」には苦笑い。休憩も兼ねてたのでスタンドで観てましたが、一番ステージ寄りだったので良く見えました。

3.木村カエラ
 最近の曲は知らないけど何やるのかな?と思ってたら知ってるナンバーばっかりで盛り上がれました。ていうか歌上手すぎる……CDよりライブのほうが、より上手さが伝わってきました。最後のMagic Musicで皆で飛び跳ねたのは一生忘れないかも。そういえばindigoとカエラちゃんの間に人がたくさん入ってきたのだけど、あれは物販が動き出して人が移動してきたのかな?(暑さをしのぐためってのもありそう)

4.MACHINE GUN KELLY
 予定には無かったのだけど、聴いてみたらめっちゃカッコよかった!
ラッパーなのにギター弾くしドラム叩くし上手いしで謎。後から調べたら(僕でも知ってる)エミネムとやりあったりしてて、なかなか熱い感じらしい。まだ陽がある中のスタンドは少し暑かったのですが、風もあったし曇ってきたしで乗り切れました。

5.BRING ME THE HORIZON
 これも事前に聴いた時にすごく良くて楽しみにしてたバンド。聴いてた曲もやってくれてラッキーでした。同行してた友人が「マントラ!!」って叫んでたのが楽しそうで印象的でした。でもあれ、後でPV観たら叫んでないのなw
ちょうどBMTHの途中で陽が落ちて、暑さ何それ状態でした。

6.BABYMETAL
 ベビメタをライブで観られる日が来るなんて、この日まで夢にも思わなかった。最初に聴いたのは「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の頃かな、過去曲も聴いてカッコいいし可愛いしで気に入ってたんだけど、あれよあれよと有名になり手の届かない存在になってしまった。その後、ギターの藤岡さんが亡くなったり、YUIちゃんが離脱したりして少し体制が変わったベビメタがどうなってるのか気になりつつのサマソニだったのだけど、そんな不安は杞憂に終わり、これぞベビメタ!というものを魅せつけられたような気がします。次はスタンディングエリアで観たいなあ……

7.RED HOT CHILI PEPPERS
 MOUNTAINからの帰り道に寄り道して覗こうとしたら、場外から中のモニターを眺めてる人がたくさんいる。入場規制がかかってるわけではないのに何故かな?と会場に入ってみたところ、OCEANの広いフロア(だだっ広い駐車場みたいなとこよね)にスタンディングで人がぎっしり。もう見渡す限りの人人人。MOUNTAINはスタンディングもまだ余裕あったし、スタンドも満席ではなかった(でも入場規制かかってたとか?)のに、OCEANには何故こんなに人が詰まってるの? みんなそんなにレッチリ好きか?? 僕も今でも聴くけど…… なんかもう人に疲れてしまって、すぐに抜け出て少しだけ外で聴いて帰りました。そんな短い時間の間にも知ってる曲(Snow (Hey Oh) )があったりしたのは流石大御所というか。

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■終わりに
初めてのフェス、初めてのサマソニでしたが……控えめに言って、最高でした!! これもう楽しすぎるやろ……なんで皆行かんの……ってぐらい楽しめました。 実はロックのライブも初めてだったのですが、家や車で聴いたりカラオケ等で歌ったりする時はJ-POPや違うジャンルの曲もいいけど、ライブはアップテンポなロックが一番楽しめる気がしました。あの一体感はたまらない。一度味わうと止められないね。 今回聴いたアーティストの単独ライブも行きたいし、聴けなかったアーティストも観たいし、またサマソニ行きたいし、もう大変ですわ。

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