Light Load Hikingの模索

2011年4月8日金曜日

t f B! P L
ハイキングの考え方の1つとして、ウルトラライトハイキングというものがある。

ウルトラライトハイキングについては、ハイキングショップ「Hiker's Depot」のオーナー・土屋氏の著作「ウルトラライト・ハイキング」や、ショップのblogに詳しいので割愛するが、この考え方は決してロングトレイルのスルーハイクだけに適合するものではないと考えている。

<blogから引用>
長い行程を歩くには体への負担が少ないにこしたことはありません。また期間が長くなれば天候や体調にトラブルが生じる可能性もでてきます。日々繰り返される様々な作業もシンプルであれば負担も少なくなります。最後の最後で頼りになるのは装備ではなく、自身の体力です。そのために少しでも体力に余裕を持たせながら歩きたい。そのためにスルーハイカーは「装備の徹底的な軽量化」という方法をとったのです。
<引用終わり>

例えば、日帰りのハイキングではどうか。身体への負荷を減らせば、限られた時間で行動出来る距離は増えるだろう。逆に、決まった距離を歩くのも、より短い時間で歩けるだろうし、休んだり写真を撮ったりする余裕も増えるだろう。もともと日帰りのハイキングならば荷物は少ないだろうが、バリエーションルートを歩くとか、単独だとか、多少のリスクを取る人もいるだろうから、やはり負荷は少ないに限る。ウルトラライトハイキングの概念は、必要なものさえも減らして(無くして)しまうわけではなく、必要十分最小限の荷物や装備になるだけだから、その面でのリスクは無いはず。

僕のように、週末の土日のいずれか1日、それも早朝から暗くなるまでの丸1日ではなく、半日とか、それに近い時間しか取りにくい立場なら、その限られた時間を最大限に生かしたいと考えるのは必然だと思う。その時、軽い負荷(Light Load)でハイキング出来れば。それが表題の件である。決してウルトラでなくてもいい。自分にとっての負荷を軽くすればいいのだ。それは人によって異なるだろう。純粋に荷物の重量を減らしたい人もいるだろうし、靴を軽くしたい人だっているに違いない……



差し当たって、どこから手を付けるか。これも上記の本やblogが大いに参考になるわけだが、いかにザックの中身を減らしたりしても、ザックそのものが重くては意味が無い。ザックの軽さは機能や強度とのバーターになるが、素材でカバー出来る部分も多いようだ。以下にULザックのメーカーを列挙してみる。

<海外>
Gossamer Gear
GoLlite
Granite Gear
ULA Equipment
ZPacks
Hyperlite Mountain Gear
LAUFBURSCHE
Osprey(ちょっと違うけど)

<国内>
FREELIGHT(旧 MLV。現在はザックは無い?)
山と道(試作中とのこと)

<4/11 追記>
Six Moon Designs(ザック以外も豊富)
EQUINOX(こちらも色々)

何処のどれが自分に適しているか、考えてみたい。

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