最近の山歩きで、必ず靴ずれする箇所がある。左足のかかとだ。ある程度の距離を歩くと毎回発生するので、いい加減対策せねばと思っていた。前回のエントリーでは靴の問題かもしれないと記述したが、それ以前に(お金をかけずに)打てる手を打とうと、調べてみた。
そもそも靴ずれが発生するのは摩擦によるもので、それを防げばよいのだと思う。その方法としてよくあるのは、クッション性の高い絆創膏を貼るというもの。靴ずれ防止専用の商品も販売されていて、十分効果はありそうだ。しかし剥がれやすい場所や、そもそも貼れないような場所だとどうだろう。
そう考えた人がいたのか、肌に擦り込むクリーム状の保護製品というものがあった。以前はディクトンというブランド名で販売されていて、現在はボルダーケアという名前になっている。ただ、中身は全く同じものらしい。幾つかリンクを張っておく。
株式会社 互研:ディクトン製品に関するページ
http://www.goken.com/produc/dicton.html
ナガエ薬局:ボルダースポーツの販売ページ
http://www.nagae-ph.com/item/p-4522.html
同じものを楽天やAmazonなどで検索すると出てくるので、調達は容易なようだ。使い方も簡単で、肌に擦り込むだけでよく、効果は数日持続するらしい。これなら専用絆創膏よりも安価かつ水濡れにも強そうなので、より良いかもしれない。まずはこれを試してみようと思う。
しかし、今回のケースで考えたのは、靴ずれが出来てしまうからと安易に靴を買い換えようとせず、他に打てる手はないか、と考えることの重要性だ。必要は発明の母というが、どうしても良い案が産み出せなくなってから便利な方法(買い換えなど)に手を出せばよいのだと思う。それで初めてその道具などが自分のモノになるのだと思う。
誰かに一通り道具を揃えてもらって、行く山も決めてもらって……というお膳立ては、自分には不向きだと思うし、本当の力ではないと思う。現在手にしているもの・行ける場所で、何が出来るか。どんな山行が出来るか。そこから得られるものは、まだまだあるはず。冬山にも興味があるし、クライミングだってやってみたい。長距離縦走だってテント泊だってやりたい。けれど、今はその時ではない。
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